母の日になぜカーネーションを贈るようになったのでしょうか?
母の日にカーネーションを贈る習慣は、どこでいつ頃から始まったのでしょうか?
日本では5月の第2日曜日が母の日です。日本はいつから母の日を祝うようになったのでしょうか?
目次
母の日にプレゼントを贈る風習はどんな由来や意味が含まれているのでしょうか?
現代のように母にカーネーションを贈る歴史は1900年初頭のアメリカに始まります。
アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女が亡き母に追悼の意味を込めて、母が好きだった白いカーネーションを祭壇に飾ったことが始まりとされています。
やがてキリスト教徒を中心に母親にカーネーションを贈る習慣になり、今から100年前の1914年に5月の第2日曜日を母の日の祝日と定めたそうです。
母の日をお祝いするのは、もっと古く古代ギリシャ時代にもあったと言われていたり、また17世紀のイギリスで復活祭の40日前の日曜日に、出稼ぎ労働者が母親と過ごすために里帰りさせる習慣があり、それが母の日に由来しているという説もあります。
日本では
母の日が伝わったのは大正時代のことです。宣教師たちが母の日を祝うことを提案して広まりました。最初は昭和の初め頃から戦後までは、当時の皇后様の誕生日である3月6日を母の日としていました。戦後になってアメリカと同じく、5月の第2日曜日が母の日に決められたのです。
世界中で国によって母の日の日付は異なります。
ちなみに、
5月の第2日曜日を母の日とする国は、
母の日発祥の国であるアメリカのほか、カナダ、ベルギー、イタリア、デンマーク、ドイツ、フィンランド、オーストラリア、トルコ、中国など、5月の第2日曜日を母の日にしています。
日本では、母の日に贈るカーネーションの色は赤がほとんどでした。
しかし
現代ではカーネーションの色は種類が豊富で、赤いカーネーションに限らず、お花屋さんには様々な色が並んでいます。
お母さんの好きな色を選んだり、花言葉の意味を知って母の日のプレゼントにしてもいいと思います。
花言葉の意味
・赤・・「母の愛情」
・ピンク・・「美しい仕草」「熱愛」
・白・・「わたしの愛情は生きている」
・黄色・・「軽蔑」「嫉妬」
・オレンジ・・「軽蔑」「嫉妬」
・青・・「永遠の幸福」
・紫・・「誇り」「気品」
カーネーションに限らず、春は様々な花が咲き誇る季節です。
お母さんの好きな花を選んだり、カードに花言葉を添えて贈るのもステキです。
・チューリップ・・花言葉は「博愛」「思いやり」
・ガーベラ・・花言葉は「希望」「神秘」
・バラ・・花言葉は「美」「愛情」など、色によっても異なります。
・ラン・・豪華な胡蝶蘭 花言葉は「幸福が飛んでくる」「変わらぬ愛」
花言葉は時代と共に、また国によっても異なるようです。
自然の色に勝るものはありません。
色がもたらすパワーも知っているといいですね。
・赤・・「情熱の色」気持ちを高揚させる力があります
・ピンク・・「優しい気持ち」にさせてくれるパワーがあります
・イエロー・・「明るい気持ち」にさせてくれる
・青・・「心を落ち着かせる」作用があります
・グリーン・・「心を癒してくれる」
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