ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、ハイドロキシン、アルプチン、トラネキサム酸、フラーレン、こうじ菌などありますが、他に配合されている美容成分ともからめ、使用感も選ぶポイントの一つです。
50代になると肌質が変わったり敏感肌になることも多いです。
美白成分の種類や特徴を知って、自分に肌にあった美白化粧水や美容液を選ぶようにしたいですね。
目次
美白成分にはメラニンを作らないようにする作用と、すでにできてしまったシミを薄くする効果のある成分の2つからアプローチすることになります。
続けているとシミを薄くしながら顔全体が色白肌になっていきます。
美白成分はメラニン生成に働きかけますが刺激が少ないことも大切です。
ビタミンC誘導体はメラニンが生成されるのをブロックさせるだけでなく、メラニン色素の還元作用もあり美肌効果では古くから知られています。
水溶性のビタミンCは肌に吸収されにくいという特徴があり、この問題を解決して角質層に浸透しやすくしたのがビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体にはメラニンの生成を抑制し、できてしまったメラニンを還元し細胞を活性化させる働きがあります。
また肌のターンオーバーを整えるといった作用もあり、メラニンが作られる原因の活性酸素を抑え、シミだけでなく肌の老化を防ぐ働きもあります。
ハイドロキシンは最強の美肌成分としてエステや皮膚科でも取り扱っていて、チロシナーゼ活性化を阻止する作用とメラニンを薄くする漂白と還元作用の両方を兼ねています。
高い美白効果がある成分です。
※チロシナーゼとは、メラニン色素をつくり出す色素細胞(メラノサイト)だけが持っている酸化酵素の事です。 一般にシミ・ソバカスは過剰なメラニン色素が生成されることによって引き起こされます。 そのメラニン色素の生成は次のようなメカニズムで起こります。(サティス製薬から)
アルプチンとはコケモモや梨、ウワウルシなどの植物に含まれている成分です。チロシナーゼに直接作用してメラニンの生成を抑制します。
また、アルプチン成分が肌に吸収されるとハイドロキノンになり、メラニン色素を除去する働きもあります。
※アルプチンにはα-アルブチンとβ-アルブチンがあり、どちらもハイドロキノン誘導体ですが、皮膚への刺激はほとんどないことで、ハイドロキノンに比べると、安定していることが特徴と言えます。
トラネキサム酸はメラニン色素が生成されるのを抑制させる働きと共に、炎症を抑える働きもあります。
美白効果だけでなく、肝斑や肌荒れを改善する効果もあり、加齢を意識した年齢の美白やシミ・エイジングスポットにも効果的です。
フラーレンは活性酸素を除去する力があり、抗酸化力が非常に高く、安全面でも高いことが特徴です。
フラーレンの抗酸化力はビタミンCの170倍ほどと言われています。
特に紫外線を浴びすぎると皮膚が活性酸素を発生しメラニンを増加したり、皮脂を酸化させます。
フラーレンはほとんどの種類の活性酸素をとらえて抑制しますので化粧品の成分としても有効です。
紫外線から活性酸素を大量に受けてもフラーレンはスポンジのように吸収してターンオーバー(角質の新陳代謝)で排出されていきます。
プラセンタエキスは動物の胎盤から抽出される成分で、新陳代謝や血行を活発にするなどの様々な働きを持つことでも知られていますが、チロシナーゼを抑制する効果もあります。
麹菌もご存知のように美白効果があります。
酒造メーカーの人たちが麹菌を扱うことで男性も女性も手が白くキメ細かい肌でいられるのも、麹菌に毎日触れているからです。
チロシナーゼの働きを抑える働きがあります。
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メラニン色素が生成されてシミやそばかすが皮膚に表面化します。
メラニン色素のメカニズムは太陽光の中の紫外線が主に原因ですが、ストレスや大気汚染などでも皮膚の表面に活性酸素が発生します。
メラノサイトは活性酸素の刺激によって活性化されるとチノシナーゼが生成されていきます。
化粧品の役割はチロシナーゼを阻止することでメラニンを抑えて、また、できてしまったメラニン色素のシミやそばかすを薄くする効果があるものを美白化粧品として販売しています。
こちらの記事では具体的な美白効果の高い化粧品を紹介しています。
紫外線などからできるメラニン色素を抑制して、できてしまったメラニンを薄くする効果があるのが美白成分です。
いろいろな美白成分がありますが、どれもメラニンを抑制する働きや、すでにできてしまったシミを薄くする働きがあります。
50代になると肌質も変わってきて敏感肌になる人も多く、化粧品選びは難しくなりますが、無添加のものを選ぶこともポイントです。
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