ホルモンバランスを崩す閉経前後に大豆イソフラボンを上手に摂るには

大豆イソフラボンは大豆に含まれるポリフェノールの一種ですが、ご存知の通り女性ホルモンのエストロゲンの構造に似ているため、女性ホルモンに似た働きをします。若い時はPMSで悩み、閉経前後から出てくる更年期障害、骨粗鬆症、動脈硬化などの予防にも効果があります。

ホルモンバランスを大きく崩す閉経前後ではエストロゲンと似た作用がある大豆イソフラボンは更年期の症状に効果があります。かといって摂り過ぎてもよくありませんが、日本食では豆腐や納豆、豆乳など日本人が昔から食べていた食品ですので毎日の食生活で摂りやすいですね。

スポンサーリンク

目次

女性ホルモンは繊細なことでもバランスを崩す

ほとんどの女性はわかっていると思いますが。女性ホルモンはデリケートでちょっとしたことでバランスを崩します。

ストレスの影響は大きいですし、不規則な生活、睡眠不足、過度なダイエットなど小さな変化や負担がきっかけでさまざまな症状が出てきます。そして更年期になるとホルモンバランスの崩れから心身共に影響され体や心に支障がでてきます。

ホルモンバランスは脳の視床下部でコントロールされていますが、同じく自律神経も同じ脳の場所でコントールされているために体もメンタルも影響されやすくなるのはそのためです。

ホルモンバランスが乱れる更年期には女性ホルモンを生産する卵巣の働きが衰え、卵巣と視床下部との連携に支障がでてくることです。

関連記事:女性ホルモンに影響されるストレスに弱い女性の症状改善

女性ホルモンのバランスを崩さないような生活

生活のリズムを崩さないようにすることはホルモンバランスの影響を和らげることにもなります。

◎規則正しい生活を送ることが最も大切

◎リラックスする時間を作ること(副交感神経を優位にする時間をもつ)

◎適度な運動

◎食生活では大豆イソフラボンを摂ること

◎カルシウム、鉄分、亜鉛など女性に不足がちな栄養を補給する

大豆イソフラボンを食材から摂る

日本人になじみがある大豆製品は豆腐、納豆、油揚げ、みそ、しょうゆ、豆乳など食品や調味料でも摂ることができます。

豆腐や納豆などの大豆製品は分子が大きく、腸内細菌によって分解されますが腸内で吸収されるのが遅いようですが、味噌や醤油などの発酵食品は吸収されやすいそうです。

大豆イソフラボンの1日の摂取量の上限は70~75mgですが、サプリで摂取する場合は30㎎以内とされています。

※過剰摂取は女性ホルモンのバランスを崩す恐れがありますので適量を守りましょう!

食材の大豆イソフラボン含有量:

〇豆乳200ml で49.6mg

〇納豆1パック(45g)で36.8㎎

〇豆腐1/2丁(150g)で22.3mg

〇味噌汁1杯で8.0mg

など、豆乳とみそ汁1杯で1日の摂取量が摂れます

関連記事:女性ホルモンの影響で太る!50代ここを気をつけると【50代悩み】

大豆イソフラボンは毎日食べる

大豆イソフラボンは吸収されて24~48時間で排出されますので毎日摂るほうがいいです。そして大豆イソフラボンは6~8時間で半減するそうですので、朝食と夕方に摂るほうが効果的といえます。

豆乳と豆腐を入れた味噌汁や納豆を食べていれば、必要な大豆イソフラボンは摂取できるので簡単です。

※注意:大豆イソフラボン(豆腐や豆乳など発酵していない大豆製品)はフィチン酸というカルシウムや鉄などのミネラルの吸収を遮るそうですので小魚などと一緒に摂らないで間隔をあけて食べるほうがよいそうです。

関連記事:自律神経が乱れるとなぜ太るの?加齢も女性ホルモンも関係

大豆イソフラボンをサプリで摂る場合

大豆イソフラボンは骨粗鬆症や、更年期障害の予防に効果があるので食品で毎日摂ることは難しくありませんね。しかし普段の食事で足りていない場合は、大豆イソフラボンをサプリで手軽に補えます。

大豆イソフラボンのサプリを摂っているけど効果を感じない人

女性ホルモンのバランスに大豆イソフラボンがいいことはほとんどの女性の方は知っています。しかし、せっせと大豆イソフラボンを毎日摂っているけど「そんなに効果は感じない!」人が意外に多いのです。

先にも書いていますが、大豆食品はお腹の中で腸内細菌によって「エクオール」という物質になります。女性ホルモンと似た働きは実は「エクオール」なんです。大豆イソフラボンを食べても腸内で代謝されなければ「エクオール」の物質にはなりません。

大豆イソフラボンを毎日摂っていても効果を感じないのは「エクオール」が腸内で作れない人なのです。日本人の2人に1人がエクオールを産生できないそうです。

エクオールのサプリを直接摂ると効果

更年期症状を和らげたくて大豆食品を食べ、イソフラボンのサプリメントを摂っても、「エクオール」が体内にほとんど届かな体質では女性ホルモンのバランスは安定しません。

今は「エクオール」を直接摂れるサプリがあり、ゆらぎを和らげる効果がでています。

エクオールサプリは体質に関わらず、直接スーパーイソフラボン「エクオール」を摂取できます。「エクオール」サプリを摂って体調がよくなってくれば、あなたの腸内ではエクオールは作れなかったということもわかりますね。それにしても体が楽になればなによりです。

 エクオールについて詳しい情報はこちらから

最後に

大豆イソフラボンのサプリを飲んで、毎日大豆食品を食べているにもかかわらず、更年期の症状は次から次とでてきました。ある時に「エクオール」を作る腸内細菌がないことがわかりました。日本人の2人に1人がそのような体質ですので確率50%です。

病院でも尿検査やソイチェックなどでわかります。

いつも晴れ

Share
Published by
いつも晴れ

This website uses cookies.