年齢を追うごとに気になってくるのがシミですが、プラセンタは美白成分のひとつで、シミを薄く改善、シミを作らないよう予防します。またプラセンタには肌には大切なアミノ酸が多く含まれているのでハリや弾力に影響するコラーゲンやエラスチンの生成を促す作用もあります。
目次
プラセンタは哺乳類の胎盤のことですが、胎児の成長を促す重要な機能です。胎児を育てるのに必要な栄養素が豊富なことは理解できます。
その胎盤は代謝を促すことは大切な作用のひとつで、毛細血管の血流をよくして肌の新陳代謝を促進します。肌の新陳代謝がターンオーバーを促し、古い角質が垢となり剥がれ落ちる時に、ターンオーバーが正常であれば、色素沈着でできたシミも垢といっしょに剥がれていきシミとして皮膚の表面にはでません。
アミノ酸は、肌の生まれ変わりであるターンオーバーを活性化する作用があります。
加齢でシミが出てくるのはターンオーバーの周期が長くなるからで、もし正常なターンオーバーが行われていればシミの元が皮膚に沈着する前に排出することができるのです。
ターンオーバーが長くなるとバリア機能も乱れ、シミができやすくなり沈着していきます。
プラセンタには複数のアミノ酸やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。アミノ酸はセラミドの生成、新陳代謝の向上でシミの元になるメラニンの生成を防ぐのです。
栄養豊富なプラセンタは美容や医療でも古くから用いられてきました。
肌にもいいのは明らかで、コラーゲンやヒアルロン酸が多く含まれていて、肌の弾力や保水を保ちますので、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を活発にします。
美白には新陳代謝を活発にすることは皮膚の生まれ変わりをスムーズにするために重要です。ターンオーバーがスムーズであれば角質と一緒にメラニンも垢となり排出されるからです。
プラセンタエキスに含まれる多くの成分は、シミをできにくい肌にもします。メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素を阻害してメラニンの生成を抑制する働きがあるためです。
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紫外線がシミを作る一番の原因ですが、紫外線は基底層(図を参照)にあるメラノサイト(色素細胞)を刺激してその中にあるチロシナーゼと呼ばれる酵素が活発になり、メラニン色素ができます。
若い時は日焼けした小麦色肌は魅力的ですが、この時に基底部ではメラノサイトが刺激され大量のメラニン色素が生成されています。
若い時は新陳代謝もいいのでメラニン色素ができても、ターンオーバーで新しい皮膚になる時に同時にメラニン色素も剥がれ落ちシミにはなりずらいですが、加齢になると新陳代謝の低下でメラニン色素が表面にでてきてシミになります。
美白について調べるとチロシナーゼという言葉を聞きますが、美白効果が高い化粧品にはこのチロシナーゼを抑制する成分が配合されています。
その代表的なひとつの美白成分としてプラセンタエキスが配合されています。プラセンタエキスの美白効果は、すでに出来ているシミの改善や、シミ予防にも効果を発揮します。
紫外線は活性酸素を作ります。この活性酸素は度を越えなければいいのですが、活性酸素が増えすぎると逆に細胞に悪影響を与えます。
皮膚で活性酸素が発生すると皮脂が酸化して、シミを生みやすい過酸化脂質が作られます。コラーゲンや繊維組織なども酸化すると、みずみずしさが失われてシワの元にもなります。
UVケアで日焼け対策をすることはもちろんですが、これ以上はシミを作らない、できてしまったシミを薄くしたいという悩みを、解消する美白効果のある成分のひとつがプラセンタです。
紫外線が皮膚に当たり活性酸素が発生すると細胞を酸化しようとします。メラニン色素は細胞がこれ以上酸化されないように防御しようとします。もともとメラニン色素はからだを防御する自衛手段として細胞の酸化が進行しないように防御するための色素なのです。その結果シミとなってしまいます。
なんども書いていますが、メラニン色素は皮膚の新陳代謝が正常に機能している場合はシミになる前に、古い角質と一緒に剥がれていくものです。
でも加齢により新陳代謝が低下すれば、メラニンが残ってしまい、シミや色素沈着になってしまいます。
加齢でも皮膚のターンオーバーが正常であれば、シミ・色素沈着はそれほど増えないです。なんといっても紫外線を受けないように外出時は紫外線対策をしっかり行い、新しいシミをこれ以上増やさないようにすることです。
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