ドライフルーツは昔から果物を乾燥させて保存食として作られていました。
現代ではドライフルーツは美容食としてスーパーフードの仲間入りです。
生のフルーツの水分がなくなりその分、味や風味は凝縮され食感も変わりおやつの代わりとしておすすめです。
食物繊維が豊富になり抗酸化作用もあり美容効果も高まります。
50代60代になると不足がちになるミネラルが凝縮されて効率よく摂れるのはうれしいですね。
おやつや小腹がすいた時に、一口食べるだけでもミネラル不足を補うことができ、少しの量でも胃が満足しますので、ダイエットの時のおやつはドライフルーツにするといいです。
目次
ドライフードはよく美容食として取り上げられますが、栄養素として手軽に取れるので、スーパーフードのナッツ類と混ぜて一緒に食べるとさらに不足がちな栄養を補給できます。
ほとんどのフルーツはドライにすると、もっちりとした食感になり、小腹がすいた時などに一口食べ、お茶を飲むと胃が満足します。
ドライフルーツは、皮ごとドライにすることで皮に多いポリフェノールを無駄なく摂ることができます。
生では捨てていた皮に多い栄養素がドライフルーツではしっかり摂れるのです。
ドライフルーツは食物繊維が豊富に摂れます。便秘解消にも整腸作用にもとてもいいですよ。
ドライフルーツにすると水溶性食物繊維だけでなく、不溶性食物繊維も両方が摂れるのが特徴です。
水溶性食物繊維
消化のスピードを抑えながら糖質や脂肪の吸収を穏やかにします。 不溶性食物繊維 水を吸収してお腹の中で膨らみ食べ過ぎを防止する |
ドライフルーツは生のフルーツよりも
・食物繊維が増えて腸の働きを整え
・ミネラルの鉄、カリウム、リンなどが凝縮されて効率よく栄養摂取できる
・皮ごと乾燥させるとポリフェノールが摂れる
メリットがあります。
特に女性に不足がちなミネラルの鉄分は、重要な生命活動に必要な酵素を細胞に運ぶ役割は大きいです。疲れやすい方には鉄不足も原因しています。
ビタミンやたんぱく質と並んで、ミネラルは重要ですが不足している女性が多いので、ドライフルーツはミネラル補給にぴったりです。
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美容効果が高いと言われる理由は
ドライフルーツにすると、ポリフェノールや食物繊維などが多くなるものや、抗酸化作用が高くなるので美容食にぴったりでしょう。
低分子ポリフェノールは疲れやすい人や寝つきが悪い人に速攻性があるの知っていますか?
抗酸化作用はアンチエイジングにはとても大切
抗酸化作用は老化(体のサビ)を防止する働きがあるため、シミやシワなどの予防にもいいことになります。
ジャンクフードを食べる代わりにドライフルーツを食べる習慣にしたいですね。ジャンクフードを少なくしてドライフルーツを食べる習慣に少しずつ変えてみませんか?少しの量で満足感がありダイエットにもいいです。
ドライフルーツは毎日少しずつ食べましょう。
■ドライフルーツの効能
・抗酸化作用・・美肌・アンチエイジング ・お通じに・・水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれている ・貧血予防・・鉄分が多いので妊婦の方にも ・ダイエット・・少しでも満腹感があり、腹持ちがいいことや豊富な食物繊維 |
■ヨーグルトのトッピングに
ドライフルーツをそのまま食べるだけでは飽きるので、やはり食べ方の工夫が必要です。
・朝食には、ヨーグルトに甘味のあるドライフルーツを細かく切って混ぜて食べると便秘にもいいですし、胃が満足します。腸内環境を整えるためにもいいです。ドライフルーツの甘味は砂糖やシロップの代わりにもなります。
・グラノーラに混ぜて
・おすすめのドライフルーツ
プルーン、イチジク、レーズン、デーツ、干し柿+ナッツ類
■サラダにトッピングするのもおいしいですよ。
クランベリー、オレンジ、レーズン、デーツなどやナッツ類も合います。
■ドライフルーツのミックス
いろいろな種類のドライフルーツをミックスして保存瓶に入れておくと小腹がすいた時などに食べるのにいいです。
注意点:市販のものには砂糖やオイルなどが入っているのがよくあります。できればノンシュガー、ノンオイルタイプを選びましょう。
家庭で簡単に自家製のドライフルーツもいろいろ作れるのも楽しいです。
市販のドライフルーツは砂糖やワックス、防腐剤などが入っていることが多く自家製は安心です。
手作りですから当然、無添加で防腐剤も入っていません。
むかしはドライフルーツといったら、干しぶどうや干し柿ぐらいしか思い浮かびませんでした。
以前ブドウ畑でそのまま自然に乾燥したレーズンを食べたことがあります。濃密な甘味とぶどうの栄養が濃縮されている感じはいまも忘れられません。
家庭で自然乾燥させてドライフルーツを作ります。
ドライフルーツは時間をかけて自然にゆっくり乾燥させるほうがおいしいですね。
・天日干し
・ドライフードメーカー
・電子レンジ
・オーブン
食べきれないフルーツや季節のフルーツを、乾燥させて冷蔵庫や冷凍室で保存しておけば、長くドライフルーツを楽しめます。
バナナ、りんご、デーツ、いちじく、オレンジ、プルーン、クランベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、レーズン、アプリコット、マンゴー、柿、パイナップル、トマトなど、どれも味が濃縮されて、そのものの味わいがあります。
イチジクやベリー類を作っている方は羨ましい!
乾燥して冷蔵庫や冷凍保存すると長くもちます。
※デーツのドライフルーツは中東の貴重な栄養源でナツメヤシの実ですが、最近日本でも通販で購入できます。
➡ 美容食デーツ ドライフルーツのとびぬけた栄養素とおいしさ!
天日干しでドライフルーツを作る時
小さいブドウやクランベリーなどやオレンジ、リンゴ、パイナップルなどを薄く切って自然乾燥します。湿度が高い時はかびが生えるので注意が必要です。
必要なもの:
天日干しネット(100均で売っている)、ざるなど
水洗いしたらしっかり水気を拭き取ること、リンゴなどは4~5㎜の薄さにスライスして干します。
日光をしっかり当てて、時々裏返します。夜は室内に入れるといいでしょう。
完成するのに時間がかかります。
フルーツによっては失敗してカビが生えることがありますので、もっちししたものは適しません。
オーブンを100度ぐらいに設定して、スライスしたフルーツを天板に並べます。
様子を見て裏返して、乾燥するまでオーブンに入れておけばドライフルーツが出来上がります。
カビが生える心配が少ないので、肉厚のバナナ、アプリコット、マンゴーなどもおすすめです。
家庭でもドライフードメーカー(またはフードドライヤーや食品乾燥機という)は値段もお手頃で、自分で無添加のドライフルーツを簡単に作ることもできます。
フルーツだけでなく、野菜やビーフジャーキーなども挑戦してください。
イチゴ、キウイ、バナナ、イチジク、リンゴ、干しイモ、かぼちゃなど季節のフルーツや野菜をドライにしてください。
自分で作れば、無添加でお砂糖も防腐剤も使わず安心のドライフルーツが作れます。
失敗することはあまりないので、いろいろなドライフルーツ作りが楽しめます。(湿度が高い時は自然乾燥はカビが生えますので注意!)
野菜のドライ、ビーフジャーキーなどもいいですよ。
乾燥させると、もっちり感があるのでよく噛むことになり、小腹がすいた時に食べると満腹中枢が働いて少しでも満腹感があります。
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