女性に多い冷え性ですが、更年期になるとさらにその割合は加速します。
なぜでしょうか?
冷え性の原因は血の巡りが悪いことなのですが、どうして更年期になると血液の循環がさらに悪くなるのか?
お察しの通り、女性ホルモンの影響は大きく、それに加えて自律神経のバランスも並行して乱れるためです。でも改善できます!冷え性の原因と対策についてまとめました。つめた~い足からポカポカ足に変わります。
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身体を冷やすことはよくないとわかっていても、薄着であったり、冷たい飲み物をよく飲んでしまいがちです。子宮や卵巣は内臓の中でもっとも冷えやすいところでもあり、心身ともに精神的・肉体的にも敏感にストレスを受けて影響されやすいところでもあるようです。
更年期になると子宮も卵巣も女性としての働きも弱まってくること、それに伴い女性ホルモンの乱れから、自律神経のバランスも悪くなり、体を冷えさせていきます。
更年期症状というのはまさしく、女性の働きが枯れていく段階に入ったとも言えるのではないでしょうか?(悲しいことですが)
更年期の症状で最初に起きたのがホットフラッシュでした。顔がかっと熱くなり、暑くもないのに顔がポッポしてくるのです。これは「冷えのぼせ」ともいうそうで、冷えとは関連しないように感じますが、体の芯が冷えて血行が悪くなって起こるそうです。
真夏に毛皮を着ている老人がベンチに座っているそんな映画を見たことがあります。厚着をしても根本原因は解決されません。
わかっていても、なかなか実行できないのが現実ですが、自分の体は自分でよくしていきましょう。必ず足がポカポカしてぐっすり眠れるようになります。
なんといってもお風呂です。シャワーだけで済ましている人はお風呂に浸かって身体を芯から温めることを習慣にしましょう。足湯だけでも体がポカポカしてきます。寝る前に入ると足先もポカポカしてぐっすり眠れます。
身体を芯から温めると血行がよくなり代謝アップにもつながります。
お風呂の温度もポイントで熱くもなく、ぬるくもない、個人差はありますが39度から40度ぐらいがいいですね。15分ぐらいするとじんわりと汗がでてくる温度がいいですね。20分から30分、出たり入ったりしても、途中で水を浴びることも、足先でグーチョキパー体操もとても効果があります。
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冷えやむくみに効くツボがあります。
「三陰交」というツボですが、内側くるぶしから指4本のところです。このツボは更年期の症状や生理不順など婦人科系統に効果的なツボです。めまいにも効きました。骨のきわのところです。いた気持ちいい程度で5秒押して離し、それを5回ぐらい両足やります。わたしはお風呂に浸かっている時に三陰交を押したり、指でグーチョキパーなど足指の体操やマッサージをやっています。
手足が冷えるのは末端まで血がめぐっていないことが原因です。ふくらはぎの筋肉が弱くなっていることも原因です。ふくらはぎの筋肉は下半身の血行をよくするポンプの役割をしています。
ウォーキングは有酸素運動ですし、階段のへりを利用してかかとをアップダウンしたり、アイソメトリック運動、台所に立っている時に軽いストレッチやマッサージなど、数秒でも筋肉に刺激を与えることで血行がよくなります。簡単なことをやる習慣が大切と思います。
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身体を冷やす食べ物や飲み物は控えることはいうまでもありません。
更年期になる年齢では基礎代謝も落ちてきます。冷えと代謝も、とても関係していますので、だから中年になると太りやすくなるわけです。太るということは、脂肪がたまっていくからです。脂肪は体を冷やします。そうすると体温が低下してますます冷えやすくなります。そのため筋肉をつけることも必要なのです。
また、加齢で消化酵素も減っていきます。消化がスムーズに行われないと脂肪を体にため込みます。
毎日の食生活はとても大切です。発酵食品、根菜類、しょうがなど、身体を温める調理したものなどを意識して食べるようにしましょう。内臓を温めるイメージの方がいいと思います。
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今まで一生懸命生きてきて、40代50代と充実した日々が過ごせるかと思いきや、更年期から女性のカラダも変化して心身ともにいろいろな症状が出てきます。
冷え性がひどくなった!体質も変化して辛い症状もあります。じっと耐えて我慢することはよくありません。ちょっとした簡単な努力で改善されることはありますので、今回は足が冷えて眠れない人の改善方法をまとめました。人生これからもまだまだ楽しまなくっちゃ・・ストレスにならない程度から試してみてください。
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