自分の肌質が乾燥肌だと感じる人や季節により肌が乾燥しがちの人は毎日のスキンケアで乾燥肌対策をする必要があります。特に間違った化粧水の選び方をすると乾燥を進めることにもなりかねません。
目次
乾燥肌に対するスキンケア
乾燥肌の原因で大きいのは毎日のスキンケアによるものです。もちろん生活習慣や食生活も原因になります。特に洗顔が大切で肌質にあった洗顔方法でしないと乾燥が進んでいきます。
洗顔の次に化粧水はとても重要で、保湿力アップに化粧水は乾燥肌から潤う肌にする重要なものです。
乾燥がひどくなると口元や目元などから粉が吹いてきます。特に季節的に粉がふく方も多いのではないでしょうか?
粉が吹くと見ただけで肌が乾燥しているとわかりますが、これは表面の角質が水分が足りないために起こるのですが、角質がはがれないで表面に残っている状態です。
洗顔は刺激の少ない無添加で合成界面活性剤が入っていないマイルドソープを使うことや、洗う回数も朝と夜2回の方は多いですが、乾燥しがちの方は朝は洗顔料を使わずにぬるま湯だけで洗うこともありです。加齢やエイジングを意識する年齢になっている方は朝は洗顔料を使わないほうが肌の潤いは保たれます。蒸しタオルを当てると化粧品の浸透力がよくなります。
保湿には化粧水がとても重要
肌のアンチエイジングの基本は保湿です。乾燥肌をそのままにしていると、シミやシワが増えやすく、毛穴が開き顔がくすんで老け顔に見えます。
化粧水の浸透力で保湿ができているかどうか決まります。セラミド、コラーゲン、スクワラン配合など、自分にあった化粧水を使っているかが重要なポイントです。
一度にたくさん化粧水をつけたからといって、効果があるというものではありません。化粧水を適量取って肌になじませ、手のひらで顔を押さえて10秒そのままに、2回適量を繰り返します。この方法は化粧水の浸透力をアップします。肌に充分水分が染み込むことが乾燥肌を改善するのです。その役割が化粧水にあります。いくら高価なものを使っても浸透力がなければもったいないことです。
化粧水を2度つけて、そして手のひらで普段よりも長めに顔を押さえることをするだけでも保湿効果は抜群によくなります。翌朝の肌の感触がしっとりするのにほっとするぐらいです。
水分を補給できるのは化粧水と美容液だけ
肌が潤いを保つことができるのは角質層に存在している、NMF(自然保湿因子)と細胞間脂質(セラミド)の働きによることが最近の研究で明らかになりました。
あなたの化粧品の使い方が間違っていると乾燥対策どころかますます乾燥を悪化させることになります。
乾燥していると思うと乳液やオイルを使いがちですがこれは間違っています。
脂溶性の乳液でもある程度は水分の補給はできますが、基本は化粧水と美容液による水分補給が大切です。
乾燥肌をしっとり潤す美容液についても書いていますので参考にしてください。
ふっくらとした潤う肌になるには化粧品と美容液でNMF(自然保湿因子)と細胞間脂質(セラミド)にまで水分を浸透させることが大切です。
健康的な肌ならば、皮脂と汗により肌のバリア効果は保たれています。脂溶性の化粧品(乳液やクリームなど)をつければ皮脂量が多くなりかえって肌荒れやニキビがでる肌になります。肌が脂っこくなるから洗顔料でゴシゴシこすり過ぎる、こすり過ぎるから必要な皮脂まで洗い流してしまうという悪循環になることになります。
敏感肌の人は乾燥肌
乾燥肌の人は角質層に水分が足りないためにバリア機能が低下しています。バリア機能が低下していると肌が敏感になり、外からの異物に敏感になります。
敏感肌の人は乾燥肌の人が多く、その対策としては毎日の自分にあったスキンケアが大切です。
最後に
エイジングケアを意識する年齢には保湿効果の高い化粧品を選び、つけ方も大切になってきます。浸透力を高くするために適量を2度付けするのは効果的ですし、手が冷たいとよくないので温かい手で化粧水をつけた後は手のひらで顔全体をつけて10秒置くと浸透力も高くなると思います。蒸しタオルもオススメです。