パール(真珠)は宝石としての価値だけでなく、美容効果も高く肌の新陳代謝、細胞を活性化する作用や抗酸化作用もあることです。
真珠由来成分が肌に潤いを与えるのは、真珠工場で働く女性たちの美しい手で証明されています。
古くは中国、エジプト、インドなどでは真珠粉として、古代エジプトの女王クレオパトラは、ぶどう酒に溶かして飲んでいたという話や、楊貴妃は毎日真珠風呂に入り透き通るような肌を保っていたと伝えられています。
パールエキスの成分は確かに美容にいいのです。
目次
パール(真珠)エキスの 効果
古代から、世界の美女たちが若さや美しい肌を保っていたのは真珠エキスのパワーなのです。
なぜ?
私たちの体内でつくられている「天然保湿因子(NMF)」によく似ていると言われています。天然保湿因子は、吸湿性と保湿性に優れて、潤いのある肌に欠かせない成分です。
50代、60代の潤いが気になる肌にパールエキスは保湿効果を高めます。
久しぶりの同窓会で、ひときわ若さが目立つ人がいたら、パールエキスを密かに使っているかもしれません。
すでにフェイスマスクやパールパックなどで、真珠エキスの保湿効果を実感されている方もいると思います。真珠エキスは化粧品の成分表を確認すると配合されていることがあります。
・保湿効果
・新陳代謝の促進
・抗酸化作用
など、エイジングケア効果が高いです。
※抗酸化作用は、紫外線やストレスなどから、過剰に体内に発生した活性酸素を除去することです。健康面でも活性酸素は、老化を加速したり、疾病などの原因になります。
真珠の成分
真珠に含まれる「コンキオリンアミノ酸」と呼ばれる成分が、肌をしっとりすべすべな肌にする真珠由来の保湿成分です。
真珠のNMF(天然保湿因子)は、元々肌が持っている天然の保湿因子に近いアミノ酸を含み、構造がとても似ています。
そのため
・高い水分保持力
・肌なじみがよい
・血行を促進
・保湿、美白・細胞活性化作用などが高まる
素肌が生まれ変われば、厚塗りもしなくてきれいな肌に!
※真珠に含まれる「コンキオリン」は、肌の生まれ変わりを助ける作用があり、肌のターンオーバーを活性化させることから、美白に対して効果的です。
そのため、アンチエイジングを意識した年齢の方の支持が高いのです。 |
真珠エキスは海のコラーゲン
真珠エキスに含まれている「加水分解コンキオリン」という成分は海のコラーゲンと呼ばれていて上質の保湿成分です。
乾燥肌の保湿で一番いいのが真珠エキスの成分「加水分解コンキオリン」と言えます。
加齢で減少するコラーゲンは乾燥肌の予防や改善にはとても大切な栄養素です。
「加水分解コンキオリン」は、肌のコラーゲン繊維に似ているため、減少したコラーゲン繊維を補います。
さらに、肌なじみがいいことで肌にす~とはいっていきます。
真珠エキスの成分「加水分解コンキオリン」効果
人間の皮膚には肌をみずみずしく保つ為に、コラーゲン繊維が存在します。コラーゲンの繊維構造がしっかりしていることが、若々しい潤いのある肌を保つため重要なものです。
加齢で失われているコラーゲン繊維を補充することは、肌の老化を抑えてふっくらとした若々しい肌が戻って化粧ノリもよくなります。
真珠エキスは真珠貝と呼ばれる「アコヤ貝」の真珠を粉末化して、たんぱく質のコンキオリンを加水分解して得られる水溶液です。主成分はポリペプチドと各種アミノ酸です。
※真皮は、表皮の下にあり、肌の弾力を保つため、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などが存在しています。しかし、これらの成分は加齢により失われていきますので、補充することでハリのある若々しい肌が戻ってきます。
最上級のアミノ酸「パールエキス」
パールエキスには17種類のアミノ酸からなり、最上級のアミノ酸と言われています。
皮膚や毛髪に潤いやツヤを与え、さっぱりとしています。
皮膚細胞の活性効果があり、保湿効果が優れているため、加齢を予防するアンチエイジング化粧品の成分として使用されています。
※肌では活性酸素が増えることで、真皮中のコラーゲンが破壊され、しわやシミの原因となります。
化粧水や美容液、サプリ、シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア製品にも配合されています。
最後に
真珠エキスについて調べれば調べるほど、エイジングケアに必要な成分と思いました。
パールエキスはNMF(天然保湿因子)の働きを助けるので、保湿効果が非常に高く、また紫外線対策として効果を発揮します。