ローズウォーター(バラ水)は大昔から様々な使い方で使用され、特に女性を魅了してきました。
香水や化粧品など美容効果や香りだけでなく、婦人科系、精神系、消化器系、中枢神経系、疾患などや、飲み物に入れて飲んだりと様々な効果・効能があったのです。
今回はローズウォーターやオイルの使い方や効果・効能をまとめました。
目次
バラの効能の歴史
ローズは古代から薬として使用されていました。
18世紀にはバラから取れたローズウォーターが嘔吐や下痢に効果があることが記録されています。そのもっと前、15世紀頃に書かれている中国の薬の本には肝臓の病気によいとも書かれています。
特に女性にとってうれしい効能をまとめると、美肌、肌のハリ、女性ホルモン分泌促進、不安抑制効果、安眠、細胞回復効果、鎮静効果など美容から若返り、精神の安定にはローズウォーターやオイルは素晴らしい効果をもたらします。
バラの香りが鼻から脳に即伝わり、リラックスさせ、その香りがドーパミンや精神を安定させるセロトニンという脳内の幸せホルモンを分泌させる効果は素晴らしいです。
さらにいうと寝具もとても大切です。
熟睡は脳を活性化し脳の疲れが取れます。自分に合った枕を使っていますか?
ローズの美容パワー
ローズオイルやローズウォーターには抗菌作用や、皮膚の水分量と脂分量のバランスを整える作用があります。
ローズオイルやローズウォーターの化粧品は香りで癒され、肌につけて肌のバリア機能を高め保湿をアップさせる作用もあります。
■バラの美容効果■
肌の調子を整える、抗菌作用、保湿効果、匂い抑制、血流改善、抗アレルギー作用が挙げられます。
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ローズの香り
香りは脳の視床下部という部分へ伝わり自律神経、免疫系、ホルモン系の働きのバランスを整えることで心身へ影響をあたえます。ローズの香りで癒され、ストレスや緊張を和らげ、リラックス効果があることで知られています。
女性ホルモンの乱れ、イライラや無気力感がある時は、ローズの香りは心をゆったりと安定させてくれます。
バラの香りは脳の活性化、自律神経を整える、リラックス効果、女性ホルモンのバランスを整える、ハッピーな気持ちになる、など神経をリラックスさせる効果は素晴らしいと思います。
■リラックス作用■
アロマポットにローズオイルを2~3滴落として部屋中にバラの香りが漂うことで、気持ちが落ち着き、優雅で穏やかなほっとした気持ちにさせてくれます。
■ホルモンバランスを整える■
ローズオイルを1滴、40度ぐらいのお湯に入れて混ぜます。ローズの優雅な香りが鼻から脳に入り自律神経のバランスを整えます。お風呂でゆっくり20分ぐらいすると、リラックスして気持ちがスッキリとリフレッシュできます。その後の眠りが質の高いものになります。
ローズの健康パワー
ローズウォーターやローズオイルは女性ホルモンのバランスを整える効果がありますが、同時に血液の循環をよくする働きもあります。
■女性ホルモンの乱れを整える■
女性ホルモンと血の巡りは深い関係があり、血の巡りをよくすることは女性に多い冷え性の軽減、生理痛や月経周期の乱れなどにも関係があります。
ローズは女性特有の悩みを軽減する効果があります。ローズの香りは心をリラックスさせ、女性ホルモンの乱れにもいい作用をもたらしてくれます。
■整腸作用■
バラは古くから整腸作用があることで知られています。バラのジャムやシロップを紅茶に溶かして飲むことはバラの産地であるブルガリアでは民間療法として一般的です。
■体からバラの香り■
体からバラの香りがすることも、ローズオイルを摂取することで、香りの成分であるゲラニオールが胃や腸で吸収されます。それが汗腺からバラの香りを放ちます。実際にバラの香りがする女性に会ったことがあります。
※ローズウォーターを飲むことはあまり知られていませんが、ダマスクローズの産地ブルガリア地方では昔からローズウォーターを飲む歴史があります。口臭や体臭を抑制したり、気持ちが優雅になることなどが飲んでも効果があるそうです。寝る前に飲むことで深い眠りを得ることや体臭が気になる方は嫌な汗のニオイが気にならなくなるそうです。
オーガニックのものを選ぶこともポイントで、特に敏感肌の人やアトピー肌など肌の弱い人にも美肌効果を実感できると思います。