お茶には緑茶や紅茶、ウーロン茶など世界中で様々な種類があり、これらは発酵過程が異なります。発酵度の高いお茶ほど、体を温める効果が高いのです。
紅茶は発酵茶の代表的な飲み物で、種類も豊富です。
発酵茶は、体を芯から温める飲み物で、免疫力の低下を防ぐ効果もあります。
冷え性や低体温の人の温活や、風邪やインフルエンザ予防にも体がぽかぽかして免疫力がアップします。
葉茶は発酵過程の違いで味や香りが楽しめますが、特に体を芯から温める飲み物として発酵茶をおすすめします。
目次
お茶の種類
お茶には
「発酵茶」「半発酵茶」「不発酵茶」「後発酵茶」の4種類があります。
これらは発酵方法が異なります。
葉茶には酵素が含まれていて、その酵素の発酵具合によってお茶の種類が分別されます。
「発酵茶」「半発酵茶」「不発酵茶」の違いは、酵素によって、発酵の進行具合で分けられます。
・発酵茶・・茶摘み後、酵素によって完全に発酵させたもの(紅茶など)
・半発酵茶・・茶摘み後、一定期間は発酵させますがその後は発酵をストップさせる(ウーロン茶など)
・不発酵茶・・茶摘み後、すぐに蒸したり炒ったりして発酵を止める(緑茶など)
・後発酵茶・・茶葉の酵素によって発酵させるのではなく、乳酸菌などの微生物により発酵させます(プーアル茶や六堡茶など)
※摘採の後に葉茶は発酵が始まります。
発酵茶とは
発酵茶とは、発酵が100%完全に進んでできるお茶です。
代表的な発酵茶に「紅茶」があります。
紅茶は完全に発酵させていることから、完全発酵茶または全発酵茶と呼ばれています。
紅茶は、完全に発行しているので、ポリフェノール含有量が多く、風邪やインフルエンザに有効です。
熱~いミルクティにジンジャーをたっぷり入れて飲むと、体の芯から温まり、風邪やインフルエンザの初期の段階で飲むと、翌朝にはウィルスも体から逃げています。
体を芯から温めることで免疫力もアップします。
発酵茶は体を芯から温める
冬の寒い季節に体を温めてくれる飲み物で、気持ちもほっこりします。
「発酵茶」は体を温める代表的な飲み物です。
体を温めたいなら「発酵茶」、発酵度の高いお茶ほど、体を温める効果が高いのです。
「ダブル発酵茶」は、いま注目されていますね。
紅茶は発酵茶の代表
冷え性や低体温の人は体を温めるのに手っ取り早いのが飲み物です。
体を芯から温める代表のお茶が「紅茶」です。
室内が温かいと冷たいものが飲みたくなりますが、特に冬場は冷たい飲み物は控えましょう。
甘~い紅茶を好む方は、白砂糖ではなく、はちみつや黒砂糖を入れてください。
なぜなら
白砂糖は体を冷やす働きがあるからです。
紅茶の種類
紅茶といえばインドやセイロンが浮かびます。
インド北東部のダージリンティーはストレートに飲むことが多く、香りを楽しむなら何も入れないで飲むのがいいでしょう。
同じく、インドの北東部に位置する世界最大の紅茶の産地にアッサム地方があります。アッサムティーはコクのある強い味わいで芳醇な香りのため、ミルクティーにしたり、チャイにしてあま~くして飲むのがオススメです。
アールグレイはフレーバーティーとして、茶葉に柑橘系の香りベルガモットオレンジの精油で香りをつけた紅茶です。セイロン茶、キーマン茶(中国茶)、稀にダージリンなどをブレンドしています。