スーパーフードの「キヌア」はなんといっても栄養価の高さです。「キヌア」はあわやひえなどと同様の雑穀に分類されます。お水を加えて炊くだけで、おおざっぱな炊き方でも、水加減が足りないと思えば後から足せばいいので炊き方は難しくなく、おいしく頂ける方法を紹介します。日本人の口に合うスーパーフードですよ。
白米と比べると栄養価はとても高く、バランスの取れた栄養があるので食べるだけで美容やダイエット効果も十分に期待できます。
目次
キヌアの原産と栄養価
世界中の食べ物が簡単に手に入る時代に私たちは生きていますが、南米のアンデスで栽培された「キヌア」は、「穀物の母」としてインカの人たちの主食でありとても栄養価が高いものです。アンデス山脈一帯が原産と考えられ、5~7千年前頃から野生種の利用が始まり、3~4千年前頃には栽培が始まっていたようです。
栄養豊富
栄養価は白米と比較しますと、糖質が少なく、2倍のたんぱく質、5倍の良質な脂質(リノール酸が主成分)、14倍の食物繊維、10倍のカルシウム、鉄分が6倍、7倍のマグネシウムなどミネラルがとても豊富であり、アミノ酸も豊富で栄養バランスが優れ、NASAも認めたスーパーフードです。
中でも注目したいのは必須アミノ酸が9種類も含まれています。
カロリーは白米とほぼ同じです。白米の代わりに食べるとカロリーは同じですが栄養素がとても高いことや食物繊維も豊富なので便通もよくダイエットにはオススメです!
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キヌアの種類により色は白、赤、黄色など様々な色がありますが、一般的には白がおいしいと思います。白より赤は炊くのに時間がかかりますね。
日本人が好むキヌアの味
普通にお鍋で炊く
キヌア 1:水 2の割合で普通の鍋で炊きます。
沸騰したら弱火にして20分ぐらいを目安にして炊きます。
硬さはお好みです。足りなければ途中で水を足しても、炊いた後に水を足してもおいしさは変わりません。
炊いた後はそのまま蓋をして10分ぐらい蒸らすとおいしいです。
あまり柔らかいよりも少しプチプチ感があったほうが食感があっておいしいと思います。炊いている時に独特の香りがしますが食べるとそれは全くありません。
冷めてもおいしいですから、サラダに入れたりいろいろアレンジできます。
※キヌアを炊く時にコンソメなどを入れると、それだけでも十分においしくいただけます。いろいろアレンジすれば立派な栄養豊富な主食であり、主菜の添え物としたり、リゾーニパスタの代わりにスープに入れてもいいですよ。栄養価を考えると毎日食べてもいいですね。
キヌアのグラノーラ
キヌアはそのままフライパンで弱火でゆっくり炒るか、または硬めに炊いて少し冷やすか冷蔵庫に入れて冷まします。その後はフライパンで弱火で炒ります。香ばしくなります。
キヌアをベースにチアシード、オーツ、アーモンド、パンプキンシード、レーズンなどお好みなものをミックスして出来上がり。そのまま食べても、ヨーグルトにトッピングしたり、はちみつで混ぜてオーブンで焼くとスナックになります。
すでにキヌアのグラノーラがあります。サラサラして香ばしくておいしいです。自分で作るのが面倒な人は利用するといいですよ。
キヌアの効果的な食べ方でダイエット
ハリウッドセレブの間で人気がでましたが、今はアメリカでも普通にマーケットで売っています。
ダイエットによい食べ物として挙げられるのは、食物繊維が非常に高いからで白米の8倍とか14倍とかあるそうです。ダイエット中は便秘になりやすい人は「キヌア」をご飯の代わりに食べたり、スープに入れて食べると満腹感もあり、腸内のおそうじにもなりダイエットにもいいと思います。
小麦アレルギーにキヌアはグルテンフリー
キヌアにはグルテン(たんぱく質成分)が含まれていませんので、グルテンアレルギーの人にもキヌアはおすすめです。
キヌアは女性ホルモンに似た働きとコレステロール抑制作用
キヌアは女性ホルモンと似た働きをする、フェトエストロゲンを含んでいるので更年期の症状にもいいのではないでしょうか。
またうれしいことに血中コレステロールと中性脂肪を抑えるといわれ、1日20g(大さじ2)を毎日食べるといいそうです。
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まとめ
毎日の食事に栄養価の高い「キヌア」を料理に使うことで、栄養価の面でも、食物繊維も多いのです。週に1度は食べるようにしています。
食べ方としては、炊く時にコンソメや調味料を入れたり、炊きあがった後に練りごまなど混ぜるととてもおいしいですし、小さく切った野菜と和えるとそれだけでも十分におかずなしで栄養価の高い食事が摂れます。
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