手足が冷える原因は毛細血管の衰え!今からでも毛細血管を鍛えよう

冷え症やむくみの改善には血流をよくすること、血行が悪いことが原因と分かっていると思います。

ところで具体的に血流をよくするためにやっていることは?と聞くと何もしていない方は多いそうです。

毛細血管を鍛えることで冷え性改善ができるなら、鍛えましょう!

とても単純な運動で毛細血管は強くなり冷え性改善につながります。

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目次

冷えの改善と毛細血管

冷えやむくみの改善には血流をよくすることです。

最近は毛細血管を鍛えるということをよく聞きます。

毛細血管は酸素や栄養を運ぶためとても重要なのです。冷えは血流が悪いからで、足の血管(毛細血管)は動脈硬化を予防することにおいても大切です。

自分でできる冷えの改善にはやはり体を動かすことが一番です。

ウォーキングなどの有酸素運動は3か月以上続けると多くの場合は血流が改善されるということです。※1日30分以上を週3回行う

家の中でもできる「かかと上げ下げ」も非常におすすめです!

➡ 足先の「末端冷え性」が温まる!やっぱりかかとストレッチが最強のわけ

下半身に筋肉をつけることが冷え性改善になります。

足の冷えは酸素や栄養が行きわたらない

寒い季節になると

・足が冷えて布団に入っても眠れない

・寝る前に足湯で温めようとしても温まる前にお湯が冷めてしまう(お風呂でゆっくり浸かることがベスト)

・新しい靴を履くときまって靴擦れする

これらの症状は冷え性の人なら誰もが体験していることですが、毛細血管が元気でないと末端まで酸素や栄養が届かない、老廃物を体外に排出できないためです。

冷え性を改善しないと、血管の老化がすすみ動脈硬化にも繋がっていくそうです。

先人たちの知恵「乾布摩擦」で足の指、足裏、足首、ふくらはぎとタオルで擦る!

➡ 足の冷えに乾布摩擦!ポカポカ血行促進でぐっすり眠れる

加齢とともに毛細血管が減っていきます。ゴースト血管といって本来ある毛細血管が減っていきそのうちなくなっていくそうです。

でも

毛細血管は鍛えると元気になります。

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冷えの改善と老けないための毛細血管ケア

昔から「冷えは万病のもと」と言われる通り、身体が冷えると血流が滞り血液がサラサラでなくドロドロになります。

体にはり巡っている毛細血管は酸素や栄養素を体の隅々まで運んで老廃物を排出しますが、血流が悪くなると栄養や酸素も届かず、老廃物も排出されずに体内に蓄積されていきます。

このことは

冷え性の原因と共に動脈硬化が進行していく危険性をも忍ばせています。

冷えと足の痛みが併発すると、閉塞性動脈硬化症などを疑う必要がでてきます。

※閉塞性動脈硬化症は下肢の動脈硬化で問題となることの多い症状で、足に酸素や栄養が行かなくなると血流が途絶えるとどうなるか、とても怖いことになります。

また

足に動脈硬化があると、心臓や脳の血管にも動脈硬化が進行している危険性があるそうです。

足腰を鍛えて毛細血管を元気にすることが健康維持に大切なことです。

毛細血管を元気にするには筋肉をつけて、たんぱく質を意識して摂る

➡ 足首が冷える原因は血行不良!冷え性改善ポイントは筋肉とたんぱく質

毛細血管は年齢と共に減っていく

毛細血管は年齢と共に減っていくそうです。

毛細血管は約0.01ミリですが、全身の血管の99%を占め体中に張り巡らされています。

ところが

加齢では

皮膚の毛細血管を調査した研究で、20代の年齢と比べて、60代、70代になると毛細血管は4割も減少するそうです。

手足の冷え、シミやシワ、薄毛など、年齢を重ねると体験することですが、どれも毛細血管の機能低下と関係している可能性があります。

毛細血管を元気にすることは若さが戻ってくる!

➡ 毛細血管を増やす簡単なトレーニング!冷え性も美肌もシンプル筋トレの成果

冷えとめまいと息切れ

50代、60代になると更年期症状もあり、冷え性、めまい、息切れなどの症状もあります。

これらの症状が同時に起きた場合は心臓病との関連を疑う必要もあるそうです。

足先が極端に冷えるような場合には、大動脈弁狭窄症の心配もあるそうです。

※全身に血液を送るポンプの役割の左心室と、大動脈の間にある大動脈弁が硬くなり血管が狭くなる病気です。進行すると心不全です。

毛細血管を元気にする

毛細血管は全身の血管のほとんど99%を占め、体中にはり巡っています。

50代、60代になっても毛細血管が若ければ年齢よりも若く見える

逆に

毛細血管が低下していると老けて見えるということになります。

毛細血管を元気にすれば年齢よりも若く見えることになります。

年齢に関係なく

毛細血管は鍛えれば元気になります!

正常な毛細血管は、まっすく規則正しく伸びています。新陳代謝もよい。

体調も良好で生活習慣が正しく年齢も若いです。

正常でなく変形している毛細血管で「ゴースト血管」といって本来ある毛細血管のU字形が減っている。

食生活、生活習慣、運動不足、睡眠の質と睡眠時間、ストレスなどが原因です。

毛細血管の機能低下

毛細血管の機能が低下すると、血液が末端まで栄養や酸素を供給できなくなり、老廃物が滞り体外に排出できなくなります。

毛細血管の機能低下で見られる症状

・冷え症
・むくみ
・シミ・シワ、たるみ、くすみ
・肩こり
・薄毛・白髪
・口が乾きやすい
・ドライアイで目が疲れやすい
・目のくま
・眠っても疲れが取れない(肝臓や腎臓の毛細血管の解毒が進まない)
・爪が割れやすい
・胃腸の不調
・風邪を引きやすい
・動脈硬化のリスク・・心臓の毛細血管が少なくなると心筋梗塞
・血液系の疾患の要因・・毛細血管が少なくなるとがん細胞が増殖しやすい

病気というほどでもない、でも不調

冷え性や薄毛が気になる人の毛細血管は、くねくねしてねじれているそうです。毛細血管は流れが悪くなり血管がなくなることもあります。

毛細血管を元気にするために

食生活、生活習慣、運動不足、睡眠の質と睡眠時間、ストレスなどご自分の生活を見直すことから始めましょう。

運動不足を解決

ふくらはぎのポンプ機能を強くして血流をアップ(ももを上げる、つま先の上げ下げなど)すると毛細血管がどんどん伸びてくるそうです。

スクワット

かかと・つま先の上げ下げ

がよい

ふくらはぎに筋肉がないから足先が冷えやすいのです。ふくらはぎの筋肉を鍛えます。

睡眠の質と睡眠時間

規則正しい睡眠と安眠です。

成長ホルモンがでる時間帯(10~2時)には寝るようにしたいです。

予防・改善のための食生活

抗酸化食品は効果的です。

・ルイボスティ(お茶)がおすすめで抗酸化成分が豊富

(毛細血管を活性化する成分Tie2(タイツ―)が含まれている)

・シナモン

・ショーガ(オーブンで乾燥させると血行をさらによくする)

・コショウの代わりにヒハツ(香辛料1日1g摂り過ぎはだめ)を使う

黒い色の濃い食材

ストレスは血管の健康に悪影響

副交感神経が優位だと末梢の毛細血管が開いて血流アップに効果

リラックスする時間を持つこと(お風呂でゆっくりリラックスなど)

最後に

毛細血管がきれいにまっすく伸びて規則正しい状態の方は少ないそうです。

生活習慣や食生活(肉や脂の過剰摂取など)の改善をするだけでも、毛細血管のループのねじれが改善されるそうです。

運動不足を自覚している人は、「かかとの上げ下げ」だけでも毎日やる習慣にしてください。

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2024