50代、60代と年を重ねてくると肌の乾燥(インナードライ)が加速しますが、エイジングケアに保湿を意識した基礎化粧品の選び方が大切になってきます。
加齢で肌の内部の水分量が減少しているのに、表面は皮脂分泌が多くなりオイリー肌になったと勘違いすることです。そしてオイリー肌のさっぱりしたスキンケアをしてしまうことはやってはいけないことです。
正しい基礎化粧品でのスキンケアをすることはもちろんですが、それだけで解消するでしょうか?
目次
インナードライ肌と保湿
インナードライ肌の解決策で一番重要なのは「保湿」です。
インナードライになると表面が部分的に脂性になるので、肌が脂性になったと勘違いして脂性の基礎化粧品を選ぶ、さらに乾燥を助長して逆効果です。
乾燥状態が長引けば、皮膚は肌を守ろうと過剰な皮脂を分泌します。その結果テカリがでるのですが、それはオイリー肌ではなくインナードライ肌の特徴です。鼻の上やおでこのテカリは実は乾燥が原因なのです。
➡ インナードライの改善法は正しいスキンケアのポイントを押さえることで潤う肌に
保湿がしっかりできるスキンケアをしていると、バリア機能が正常になり、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)も正常になります。
保湿をすることはシンプルケアで十分です。あれやこれやとたくさん肌に塗ることは逆効果になることがあります。
角質とバリア機能
ターンオーバーが乱れていたり長くなると、バリア機能も低下しています。
皮膚の表層部の角質層にはバリア機能があり、それが低下すると水分は蒸発して、紫外線や外部の刺激が皮膚にダメージを与え肌のトラブルになります。
バリア機能が正常であれば、セラミドや天然保湿因子(NMF)によって肌が守られていて肌の潤いが保っています。しかし乾燥や加齢でセラミドが失われると角質の新陳代謝が低下します。
ターンオーバーの乱れ = バリア機能低下 と言えます。
肌の保湿やバリア機能を担う「ラメラ構造」に着目した化粧品も増えてきました。
➡ バリア機能を整える「ラメラ構造」保湿力の持続性がそこに!
50代、60代になると、肌がゴワゴワして化粧水が浸透しずらく、なじみが悪いと感じる方にその原因は「ラメラ構造」の乱れであり、その重要性を知っていると化粧品を選ふ時に失敗することも少ないと思います。
潤いを24時間保つには
潤う肌とは水分が十分に皮膚内に存在していること、保湿が十分できている肌です。
そのような肌はターンオーバーも正常(28日周期)で古い角質は自然に垢となって排出されて、新しい角質ができます。
バリア機能が低下している肌は敏感になっているので、刺激の強い化粧品や使用法が間違うと肌を傷つけます。
無理なく古い角質を取るピーリングジェルもおすすめ!
➡ 角質ケアにピーリングジェル肌のトーンアップや紫外線予防にも効果!
週2~3回マッサージ(お風呂でもOK)すると肌がすっきりして、くすみも取れしっとり肌が保てます。ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどが配合されているので、角質ケアをしながら保湿もしっかりできます。