50代の日焼け止めの正しい選び方と成分の危険性

日焼け止めを購入する時に、SPFの数値だけを見て選んでいませんか?

50代、60代の年齢では肌質も変わり肌のトラブルもでてきますので、日焼け止めを選ぶ際は、ノンケミカルで紫外線が肌に当たるのを防ぎ、肌に負担が少なく、なるべく長持ちする日焼け止めを選びたいですが注意点や成分も確認しましょう。

SPFやPA値が高いことだけでなく、肌に優しく、べとついたり白っぽくならない付け心地がいいものを見つけるためには、どんなところに注意して選ぶといいのでしょうか?

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目次

日焼け止めの選び方

「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」危険性は?

日焼け止めは、「外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類に分けられます。

紫外線吸収剤は紫外線が肌の内部に侵入するのを防ぐものですがその分、肌への負担が大きく個人差はありますがアレルギー反応が出やすいと言われています。

50代60代は女性ホルモンの影響もあり肌が敏感になったり変化しますので、肌への負担が大きいのは避けたほうがいいと思います。

紫外線散乱剤は、ノンケミカルで肌の表面で紫外線を跳ね返し、紫外線が肌に当たるのを防ぎます。長持ちしやすく、有機化合物でないので肌への負担が少ないのが特徴です。

この違いがわかれば、日焼け止めの選び方は決まると思います。

日焼け止めも両方紫外線吸収剤と紫外線散乱剤が入っているものもあり、使い心地や使用目的に合わせて、自分の肌に合う成分であればいいと思います。

「SPF」「PA」の選び方

SPAの数値の選び方のポイントは、生活に合わせて肌に負担をかけずに「SPF」「PA」の数値を選ぶことも大切です。

たとえば

・日差しの少ない時・・SPF 20、PA+

・日差しの強い時・・SPF 30-40、PA++

・非常に強い紫外線を長時間浴びる場合・・SPF 40-50、PA+++

など、紫外線の強さや浴びる時間など、環境に合わせて2種類ぐらいを持っているといいと思います。

・SPF・・肌が黒くなる原因UV-B(紫外線B波)シミ・そばかすを防ぐ

・PA・・肌が赤くなる原因UV-A(紫外線A波)シワ・たるみを防ぐ

日差しは容赦しませんのでほんの5分、10分でも注意してください。

乾燥肌を守るファンデーションや下地クリームの選び方

日焼け止めの正しい塗り方


塗り方も大切で、日焼け止めは顔全体に1円玉ぐらいの量をポンポンと顔に10ヵ所ぐらいに置いて軽くたたきながら伸ばしてしっかり塗りますと、ムラなくきれいにつけてください。頬骨やほほ、鼻などは繰り返し重ね塗りしてください。

こまめに塗り直すことは大切で、夏場の汗をかきやすい時期は2-3時間おきに重ねづけしてください。

数値が低い日焼け止めでも、たっぷりとムラなくきれいに塗ることの方が効果があります。

数値が高い日焼け止めを1度塗っただけでは紫外線から肌を保護することはできません。

外出時は、つばのあるUV帽子や傘は紫外線対策に必須です。

紫外線からビタミンDを作るので、全く紫外線を浴びないと問題もありますが、ビタミンDはサプリで摂ってもいいと思います。(1日10分程度紫外線を浴びれば必要なビタミンDが生成されるという報告もあり、顔を保護する帽子や傘で防御すればいいと思います。)

日焼け止めの成分を知ること

肌にやさしい成分では、化粧品やファンデーションにも配合されているものがあります。

「紫外線散乱剤」は肌に負担が少ないことは先に書きました。

酸化亜鉛(収れん剤)」と「酸化チタン(白色顔料)」の2つがあり、UV-AとUV-Bの両方を防げるのが特徴でもあります。

2つとも紫外線散乱剤の役割があります。

酸化亜鉛、酸化チタンは吸収剤と比較して、どちらも肌に負担が少ない散乱剤成分です。

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