私たちが加齢で見て取れるターンオーバーの乱れはお肌のくすみやシミ・しわ、毛穴の開き、乾燥肌などの症状でわかります。それが肌の老化です。
私たちの肌は古くなった角質は剥がれ落ちてまた新しい細胞ができ、肌は生まれ変わっています(ターンオーバー)が年齢を重ねてくると肌の新陳代謝が遅くなりスムーズにターンオーバーの機能が働きません。若い時は28日周期のターンオーバーは50歳を過ぎると50~60日と倍ぐらいかかるようになります。そうなりますと肌はくすみ、ハリがなくなりシミやシワも増えてきます。
これを年だからと諦めないで正しいスキンケアや生活習慣・食生活の改善で肌は若い時のような肌に戻ってきますのでターンオーバーを正常に戻すコツを学んでいきます。
目次
年齢による肌のターンオーバーを正常にするスキンケア
女性はホルモンバランス、ストレス、睡眠不足などからでも肌のターンオーバーに影響します。ターンオーバーが長くなると角質層が厚くなり、毛穴がふさがれて皮脂が毛穴に詰まります。
これは是非やってほしいのがピーリングです。洗顔後やお風呂に入りながら、濡れた手でも使えるピーリングジェルで週に2~3日マッサージすると古い角質がボロボロでてきて肌がすっきりします。1ビンあれば6か月以上持ちますのでいいと思います。古い角質が取れた感があり毛穴も目立たなくなります。
ピーリングによって化粧水や美容液の浸透力が見違えるほどよくなります。やり過ぎもよくありませんが週に1~2回は最低でもするとくすみや毛穴の黒ずみもすっきりします。
洗顔後につける化粧水や美容液は保湿効果の高いものを使っていますか?エイジングケアを意識する年齢では女性ホルモンの影響もあり乾燥肌に悩む女性はとても多いです。乾燥肌もターンオーバーが長くなる原因でもあります。保湿効果の高い化粧水や美容液についても詳しく書いていますので参考にしてください。
肌のターンオーバーと紫外線対策
紫外線は肌の老化に一番影響して、それがターンオーバーを乱して長い周期になっていきます。
どんなに曇り空であっても日焼け止め対策は必要です。紫外線は容赦なく肌にダメージを与えます。肌に負担を与えずに肌を紫外線から守る、ミネラルファンデやBBクリームは必ずつけて外出すること、スカーフや帽子・日傘などでお肌を保護することも大切です。
特に40代を過ぎての日焼けは絶対に避けるべきです。その日焼けがシミとなって50代になって表面に出てきます。どうしようもありません。
生活習慣や食生活でお肌のターンオーバーを整える
ターンオーバーの周期は20代に比べて60代では4倍にまで長くなります。
睡眠不足・紫外線・加齢・ストレス・体調不良・ビタミン不足などの栄養バランスの乱れで、肌の水分保持力が低下して、お肌は乾燥肌になります。特に加齢を意識する年齢ではエイジングケアには保湿ケア、乾燥肌対策がとても大切になります。保湿ケア化粧品(セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など配合)がしっかり浸透すると(図参照)皮膚内の水分保持ができターンオーバーも正常に戻ります。肌の水分保持もターンオーバーに大きく影響します。
紫外線や喫煙もお肌によくありませんが、栄養のバランスも大切です。特にお肌にいい食品を積極的に摂るようにしたいですね。食事ではどうしても限界があり補いきれないので美容サプリは50代を過ぎたら一つは摂っているとお肌も内側から潤いますし、体全体が若返ります。
食品でお肌の乾燥の予防になるのはセラミドやビタミンB1・B2・B6、B12・ビタミンCなどです。ビタミンAやβ―カロテンのニンジンやカボチャ、セラミドはこんにゃくやブロックリー、ローヤルゼリーは意外とサプリとして安いのでお勧めです(コラーゲンやプラセンタに押され気味本当はとてもお肌にもいいのにと思います)
また、ビタミンB1,B6,B12,ビオチン、ビタミンCなども積極的に摂るといいですね。冬場はお鍋は簡単でお肌にはとてもいい栄養がバランスよく摂れるのがいいですね。