乾燥する季節は湿度が低いと、ウィルスや細菌が繁殖しやすくなります。お部屋の湿度は50%前後保つことがベストです。
よく耳にする「ウイルス対策」として、湿度が高いと、インフルエンザや細菌の生存率が低下し、花粉症対策にも。
加湿器を効果的に使うために、部屋の隅は避ける、床に直接置かない、エアコンの風が直接当たらない場所など、置き場所によっては効果が激減します。
加湿器は有効的な置き場所が大切です。
目次
効果的な加湿器の置き場所
加湿器の種類やサイズもいろいろあり、また、空気清浄機やエアコンに加湿機能が内蔵されているものもあります。
加湿器のデザインはインテリアにもなりますが、加湿器を最大限、効果的に使うには置き場所がとても重要です。
部屋の中央がベストで空気が流れやすく効果的です。
逆に、
避けるべき場所は
壁や窓の近くは、空気の流れが悪く、結露やカビの原因になります。
部屋が乾燥して20~30%の湿度であれば、インフルエンザ、花粉症などが発生しやすい環境になります。部屋の湿度は50%~60%が望ましく静電気防止にもなります。
加湿器の温度センサーがあっても
加湿計があると便利です。100均などで購入できます。
➡ 美容効果もある加湿器おしゃれなインテリアおすすめ2018~2019
加湿器の置き場所と高さのポイント
冬場は乾燥が原因で、ウイルスや細菌が部屋を浮遊しやすくなります。
それを避けるために、加湿器で一定の湿度を保つことが必要です。
そのために
加湿器の置き場所と高さもポイントです。
加湿器は部屋の真ん中ぐらいに置くことがおすすめですが、部屋の中央に置くことで部屋全体を均等に加湿することができます。食卓やコーヒーテーブルなどの上など理想的です。
高さは、吹き出し口が、床から70cm~100cmぐらいあるのが望ましく、加湿センサーが正常に稼働するので効率的に加湿器を使用できます。
寝室などで、卓上タイプのピンポイントで加湿できるものなど、上手に使い分けることも効率よく、また、加湿器の美容効果も高く、お肌にも乾燥知らずの潤う空間を確保したいですね。
また
デザインによって、加湿器の蒸気が横にでるような吹き出し口よりも、上に出るほうが望ましいです。
※加湿器の温度センサーは、床など直接置くと重い空気が床に溜まりやすく、センサーが湿度を高く感知して、加湿量をおさえるよう調整します。
ふさわしくない置き場所
置き場所がふさわしくないところは
・エアコンを使用している時は、エアコンの風が当たらない場所・・真下に置くことで蒸気がエアコンの風に乗って部屋全体に行きわたる
・エアコンを使用していない時は、逆にエアコンの真下には置かないこと
・窓際・カーテンや壁際・・カビや結露の原因になります。(湿度70%以上でカビの原因に)
・木製の家具の近く・・木製の家具に当たると家具を傷めたりします。
・換気扇の近く・・台所の換気扇がある場所は避ける
・テレビや電化製品から少し離して置き、直接湿気が当たらないように
加湿器は部屋の中央付近が望ましく、風が部屋全体に循環させるようにしましょう。
風邪引きと湿度の関係
冬になると風邪を引きやすくなります。
風邪は、ウィルや細菌、病原菌に感染した時の総合的な症状です。
風邪を引きやすい人は、体の免疫力が低い人でもありますが、疲労がたまった時なども風邪を引きやすいですが、温かくして安静にして寝ていると風邪は自然に治ります。
さて
自宅で風のウィルスや細菌などを鎮静化させる役割として
湿度が大切です。
冬場に風邪を引きやすいのは、空気が乾燥によって細菌やウイルスなどが繁殖しやすくなることがあげられます。
部屋の湿度を上げると、細菌やウイルスが空気中の水分にくっついて早く床に落ちることで、ウイルスや細菌を遮ることになります。
空気が乾燥していると、空気中に細菌やウイルスが漂う時間が長くなります。
家族の一人が風邪を引くと、家族全員に移ることを避けるためにも
部屋の湿度は重要です。
湿度は50%~60%をキープしていると、風邪の感染率も下がると思います。