女性ホルモンのエストロゲン減少でコレステロールが上がる改善方法は?

女性が更年期になると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下して、コレステロール値が上昇しやすい傾向があります。

50代になって太りだすのは女性ホルモンの影響です。

また、閉経後の女性はエストロゲン(女性ホルモン)の減少により悪玉コレステロール(LDL)が高くなる傾向があります。

加齢で女性ホルモンの減少は自然の流れですが、悪玉コレステロールが高くなることは、動脈硬化が気になります。

早めに対策することによって生活習慣病のリスクを低くすることができます。

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女性ホルモンの減少でコレステロール値が上がる

女性ホルモンの減少は、更年期を迎える女性には気になることがあります。

今まで正常だったコレステロール値が、閉経後に健康診断でコレステロールの数値が高くなっていたという方多いと思います。

脂質異常症の診断基準となる、LDL値140mg/dl以上の割合は、女性は40代で14.5%に対し、50代で35%と急増、さらに60代では40%以上に増えます。出典:厚生労働省「平成23年国民健康・栄養調査報告」

閉経後50代になると、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により。LDL値や中性脂肪値が高くなり、脂質異常症と診断される人が増えます。

更年期以降は健康的な生活をしていたとしても、エストロゲンの減少により、生活習慣病のリスクが高くなります。その代表的なものが「動脈硬化」です。

コレステロールは動脈硬化にも大きく関係しています。但し、女性は男性と異なり、LDL値が高いだけならば動脈硬化の心配は少ないそうですが。

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コレステロール値 LDL・HDLの役割

「コレステロール」は、健康診断では「総コレステロール」「LDL(悪玉コレステロール)」「HDL(善玉コレステロール)」の3つがあります。

2007年から動脈硬化予防のガイドライン変わり、「LDL(悪玉コレステロール)」と「HDL(善玉コレステロール)」の2つが重要になりました。

LDLは、血液中に多くなると血管内に溜まって動脈硬化を促進

HDLは、過剰になったLDLを回収して肝臓に運ぶ働き

総コレステロールは、LDLとHDLの両方を含みます

コレステロールと動脈硬化

動脈硬化を引き起こす原因になるのが、「悪玉コレステロールの数値が高い」ことに加えて、「善玉コレステロールの数値が低い」ことです。

健康診断での検査表を見る時は、総コレステロールの数値だけではなく、悪玉コレステロールと善玉コレステロールの数値もしっかり確認することが大切です。

女性は男性に比べて善玉コレステロールが多い傾向があるようで、総コレステロール値が高くても、善玉の数値が高くて、悪玉が低いのなら問題はありません。

悪玉コレステロールが高いと、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすリスクが高まります。

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女性ホルモンとコレステロール

女性は更年期以降になると、高コレステロール血症と診断される人が急速に増えるそうです。

しかし、実際には少し高めのほうが健康的であることがわかってきました。但し、他に高血圧や糖尿病などの疾患を持っていない人の場合です。

50代になると更年期の影響で、閉経後に悪玉コレステロール値が高くなることが知られています。

理由は、

閉経後女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下するからです。

閉経後コレステロールが極端に高くなります。昨年は正常値だったのに今年は数値が高くなったという方多いと思います。

※女性内科医の天野惠子先生は、定期健診の血液検査で、閉経後にLDLコレステロール値が高くなっていても、慌てなくても大丈夫と言われています。「 女性ホルモンがなくなることによる、正常な反応です」と言われています。

日本人間ドック学会は数値を年齢別に示しています。

※日本動脈硬化学会では男女で同じ数値を示しています。

一般的な検診では、日本動脈硬化学会を基準にしています。しかし天野先生も言われていますが女性は女性ホルモンの影響があるので年齢別基準値を基準値にすべきという意見です、わたしもその考えが妥当と思います。

年齢別基準値を見てホッとされている方も多いのではないでしょうか。

エストロゲンの重要な働き

血中の悪玉コレステロールを肝臓に取り込む受容体を増やす働きがあります。エストロゲンが低下していない年齢では、男性よりも女性の悪玉コレステロールが増えにくいのは、このためだったのです。

しかし

エストロゲンが減少すると、本来のエストロゲンの働きも減少しますので、血中の悪玉コレステロールが十分に回収されにくくなるため、悪玉コレステロールの数値が上昇するのです。

生活習慣で安定したコレステロール

更年期になると、悪玉コレステロールが高くなる原因は理解したと思います。

その改善策として食生活が最も重要です。

悪玉コレステロールが高めで、善玉コレステロールが低めの人は食生活や生活習慣で改善するようにします。

悪玉コレステロールが低ければいいということもありません。数値が低くすぎると血管がもろくなったり、がんになるリスクも指摘されています。

食生活の注意点

食生活は重要で動脈硬化予防は可能と思います。

もちろん、適度な運動は脂肪燃焼を助けます。

脂質

オメガ3脂肪酸の多い青魚やサプリでDHA・EPAをとる

・肉の脂身やバター類は食べ過ぎない(中性脂肪値を上げない)

・野菜や海藻類など食物繊維をたっぷり摂る

・炭水化物(脂質)も控えめに(急速に血糖値を上げないように)

・DHA/EPAが含まれる青魚を多くとる(サバやイワシなど)

適度な運動

適度は運動は必須事項です。

一番重要なことは

どんな運動でも続けることです。続けられるメンタルを作ることも大切です。

ストレッチ、ヨガやピラティス、散歩などから習慣にすることです。

特に、有酸素運動は脂肪の燃焼に役立ち、中性脂肪を減らします。

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最後に

女性ホルモンはとても大切で、エストロゲンが減少することで、LDLコレステロールが上昇するのです。

生活習慣をもう一度見直し、食生活や適度な運動を継続して安定したコレステロール値をキープしましょう。

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2020