あなたのお風呂タイムは「熱めのお湯」それとも「ぬるま湯」?
50代、60代になり、体調の変化で寝つきが悪い、精神的ないら立ちなどは自律神経のバランスの乱れが原因しています。
ぬる湯の効果は、新陳代謝をよくすること、自律神経が乱れやすい更年期にはおすすめしたいです。
ぬる湯は、心身がリラックスでき、ストレス解消や発汗作用もあり、習慣にするとダイエット効果もあります。ゆっくり20分つかる方法はぐっすり眠れるため毎日続けたくなります。
ぬる湯は季節に関係なく、冬でも夏でも続けてください。
目次
ぬる湯の効果
あつ湯(43度以上)が好きな方多いと思います。
あつ湯は汗が一気に噴き出て入った感はありますが、加齢を意識した50代、60代の方にぬる湯効果を知ってほしいと思います。
夏はともかくも冬にぬる湯はちょっと・・と思うかもしれません。
更年期を迎えた年齢になると、ぬる湯(39-40度)でゆっくり20分つかることの効果は計り知れません。
入浴剤の活用もさら湯ではありえないくらいに満足度が増します。
発汗効果がすごいもの、抗酸化作用が高いもの、リラックス効果が高いもの、肌がすべすべに・・など、いくつか種類を用意しておけばその日の気分で満足のいく入浴が実現します。
あつ湯が好きでぬる湯は入った気がしない、カラスの行水で済ませる人も、是非ぬる湯+入浴剤を試してください。
あつ湯がいいのは、朝に熱いシャワーを首に30秒かけることは、一日の始まりに意識がぱっとしてすっきりして1日を始められるのでおすすめできます。
ぬる湯の作用(精神の安定)
日々生活しているだけでもストレスはたまっていきます。ストレスは侮れません。
更年期になってよくある症状に
寝つきが悪くなった
神経が高ぶる
手足の冷え
などもストレスによる影響も大きいと思います。
このような時には、ぬる湯にゆっくり浸かることの効果は大きいです。
最初は物足りなさを感じるかもしれませんが、酵素入浴剤などを上手に活用すれば、リラックス効果が高くなり、副交感神経が優位になるため精神的にとても落ち着いた状態になり、ぐっすり眠れるものです。
更年期になり寝つきが悪くなるのは自律神経のバランスが乱れてくるからです。
ぬる湯の作用(血液の循環を改善)
更年期になると、めぐりが悪くなることで、コレステロール、血糖値、高血圧などの問題がでてきます。
ぬる湯に浸かっていると、血行をよくしますので疲労回復の効果は高く、血圧も正常値になってきます。
また筋肉もほぐれますので血行が良くなることで、お風呂の中でゆっくりとマッサージをすると腰痛やひざ痛も改善されてきます。
ぬる湯の作用(発汗作用)
ぬる湯にゆっくり浸かっていると、発汗作用がよくなり10分ぐらいからゆっくりと汗がでてくる温度が望ましいです。
さら湯よりは入浴剤を入れたお湯の方が効果は絶大です。
特に、人気の酵素風呂やアトピーや敏感肌の方には天然植物の無添加入浴剤もおすすめです。
ぬる湯は毎日浸かることで発汗作用もよくなり、血行促進につながります。
重炭酸イオン入浴剤はぬる湯で物足りないと思う方にも芯までぽっかぽかになりますよ。
ぬる湯の作用(冷え性改善)
女性は冷え性で悩んでいる方多いと思います。
ゆっくりとぬる湯で腰湯でもOK、自律神経のバランスを整えてくれます。
冷え性の原因は女性ホルモンの乱れからくる自律神経バランスも大きく原因しています。
朝起きが辛い、立ちくらみ、なども自律神経の障害が考えられます。
5分ほどお湯に浸かり、冷たいシャワーをかけてまたお湯に浸かる方法は自律神経を鍛えて交感神経と副交感神経の切り替えを正常にします。
体がポカポカしてきます。
ぬる湯の作用(美肌効果)
ぬる湯につかる習慣は新陳代謝を活発にしてホルモンの分泌をよくします。
ぬる湯に浸かっているだけで、石鹸で体を洗わなくても皮膚の汚れは取れ、しっとりとした肌になります。50代60代になると石鹸で体を洗うのは部分的箇所でいいと思います。体はあかすりや柔らかタオルでマッサージすることで美白効果も期待できます。
手作り入浴剤を1年以上続けていますが、かかとのかさかさも気にならないぐらいにつるっとしています。市販の入浴剤とは違い、簡単なのにいろいろアレンジできますので、酵素入浴剤、水素入浴剤、カモミールの入浴剤など、いくつかバリエーションを持っているとバスタイムが楽しくなります。