風邪やインフルエンザにかかる時は体調を崩している時で、季節の変わり目や疲労がたまっている時など、そんな時は免疫力が低下していることで病気になりやすいです。
免疫力をアップするには毎日の食べ物、食生活はとても重要です。また風邪にかかりにくい具体的な対策を知りたいですね。
目次
風邪を引く時は免疫力が低下
最近年齢のせいかしら?風邪を引きやすくなった!
そんな40代50代の方多いのではないでしょうか?
免疫力は体の自己防衛機能ですので免疫力が低下すると病原菌やウイルスが体に侵入しやすくなります。
体に抵抗力があれば病気などの菌が体内に侵入されにくい跳ね返す力があります。
免疫力は年齢により低下する
加齢で免疫力は低下します。
40代・50代と年齢を重ねていくと風邪を引きやすなったり、なかなか治りずらいのは、免疫力が低下していることがあげられます。
またちょっとしたことでも疲れやすかったり、ストレスを感じたり、朝起きるのが辛いなど、免疫細胞が衰えてくるとこのようなことがあります。
免疫力を高めるには、どうしたらよいのでしょうか?
免疫細胞を活発化するために体温が大きく関係しています。
体温をあげること
血液の中には、免疫機能を持つ白血球が体の中をめぐり、体の中の異物をパトロールしています。
体温が低い人は血流の流れが悪くなり、免疫力が低下して、ウイルスや細菌に負けて病気にかかりやすくなります。
免疫力は、体温が下がると低下することがわかっています。
低体温の人(36.0以下)は風邪を引いたり病気にかかりやすく、体温を1度上げることで酵素が活性化されて細胞活動が活発化します。
体温が1度上がれば、免疫力は5~6倍高まるそうです。
※50年前の日本人の平均体温は36.89度に対して、現代の平均は36.20度です。自分の平熱を知っていますか?
お風呂にゆっくり浸かることで体温を上げることは容易です。
今人気の重炭酸入浴剤は発汗作用もよく、温泉に行かなくても、芯まで温まるので習慣的に入浴することで体温を上げ、免疫力を高めることができます。
食べ物で免疫力をアップ
腸内環境を整えることが、免疫力を高めることがわかっています。
免疫力を高める場所が腸にあり、全体の50~70%が腸で作られます。
風邪を予防するのも腸内環境が左右することになります。
腸内環境をよくする食べ物
腸内環境をよくするには、善玉菌を増やす食生活です。
乳酸菌やビフィズス菌を摂ることで善玉菌が優勢になる腸を作ります。
善玉菌を増やす、ヨーグルトや乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維を多く摂る食生活は免疫力を高めます。
抗酸化作用のある食べ物
活性酸素が必要以上に体内に増えると、ガンや生活習慣病、動脈硬化などの病気をひこ起こす原因になります。
活性酸素=体のサビ ・・私たちは呼吸して空気を吸って生きていますが、酸素の約2%が活性酸素になるそうです。大気汚染、紫外線、喫煙、激しい運動、ストレスなども活性酸素が多くなります。
活性酸素が増えすぎると、からだの細胞や組織にダメージを与えることで、免疫力の低下につながります。
毎日の生活で気をつけられることがストレスをためすぎず、抗酸化作用のある食生活を心がけることです。
抗酸化作用のある食べ物
・ポリフェノール、カロテノイド、イソフラボン、リコピン、ペクチン、カテキン、セサミン
・ビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンE
・ミネラル(セレン、亜鉛)
アボカド、トマト、バナナ、緑黄色野菜、大豆製品、香味野菜(ニンニクやしょうが)、ナッツ類、ブルーベリーやイチゴ、りんごやみかん、赤ワインやカカオ、ごま、ココナッツオイル、緑茶やルイボスティ
体を酸化させる食べ物
・食品添加物が多い加工食品
・スナック菓子、インスタント食品など
・脂質の多い、肉の脂身、ファーストフード、マーガリンなど
最後に
免疫力の低下が風邪やインフルエンザにかかりやすくしています。
毎日の食べ物で免疫力を高める、そんな食生活はとても重要です。
活性酸素が体内に増えると免疫力低下につながります。
大気汚染や紫外線、加齢で活性酸素は生まれますので、これはしょうがないとしても、ストレスを溜め込まない、毎日食べるものでせめて、活性酸素を増やさないようにしたいものです。