甘酒は栄養豊富な発酵食品で飲む点滴と言われるのはなぜ?
そんなスーパーフードが簡単に炊飯器で米麹だけで甘酒が作れます。
米麹だけで作る甘酒はノンアルコール
子供も飲める自然の甘味
冬は温めて
夏は冷たくして
ショウガを擦って入れたり
豆乳やアーモンドミルクに混ぜたり
青汁に入れて飲むと青汁がとてもおいしくなります。
料理に砂糖の代わりに自然の甘味料として大活躍です。
甘酒は「飲む点滴」と言われるぐらいに栄養満点の飲み物で、日本のスーパーフード、スーパードリンクの代表です。
目次
甘酒は飲む点滴!栄養満点のスーパードリンク
お米を食べてきた先人たちの知恵のひとつが甘酒、栄養価も高くブーム到来です!
ビタミンB群が豊富で美肌効果やエネルギーを効率よく転換します。
甘酒は飲む点滴と言われます。
ぶどう糖は脳を活性化したり、すぐにエネルギー源にもなります。
甘酒にはビタミン、必須アミノ酸すべて(全9種類)、オリゴ糖が含まれています。
昔から
・疲労回復
・夏バテ予防
・滋養強壮
アルコールもゼロで自然の甘味は子供も妊婦の方にもおすすめです。
甘酒の効果効能
甘酒の栄養と効果を掘り下げて紹介していきます。
「飲む点滴」と言われる理由が飲んでいるとわかります。
■甘酒の効果効能
◎寝起きのだるさが解消 ◎「飲む美容液」と言われるぐらい肌や髪を作る栄養素が豊富 ◎肌のきめが整ってきて、肌内の保水力が高まる 飲み続けていると肌の表皮の細胞がきれいに整い、バリア機能が高まり水分の閉じ込める力が高まる ◎疲れにくくなり、横にならなくなったり、イライラが少なくなった |
甘酒を2週間飲み続けた場合の疲労軽減効果が、30%減という調査結果があります。
整腸作用
甘酒にはオリゴ糖や食物繊維が含まれていて腸内環境を整え、腸の働きをよくする効果がありますので便秘解消や整腸作用にも、とてもいい飲み物です。
栄養素が豊富なので消化吸収を助ける消化酵素もあり、米麹から作る甘酒は、もちろんノンアルコールで天然のオリゴ糖が腸内で善玉菌を増やすのを助け、便通もよくなります。
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飲む美容液
2週間ほど、甘酒を飲んでいると、皮膚内の水分量が増加するようです。加齢で肌内部の水分が減っていますので、甘酒を飲んでいると、肌のトラブルが減り、その結果、化粧ノリがよくなり、ファンデの伸びもよくなります。また目や口周りの乾燥が気にならなくなります。
そして、
麹酸(こうじ酸)は、厚生労働省で美白成分として認可されている成分で、シミやくすみの原因となるメラニンを防ぐ効果もこうじ酸には含まれています。
もっと詳しくいいますと、
甘酒に含まれるパントテン酸はビタミンCの働きを助ける役割があり、ビタミンCはコラーゲンを作る際に必要ですが、コラーゲン生成が促され、さらに、紫外線のダメージから肌を守ります。
甘酒には皮膚や粘膜を保護するビタミンB2、アミノ酸がコラーゲンのたんぱく質を作る助けをするビタミンの1種ビオチンも含まれているので、健康的なハリのある肌を作ります。
※ビオチンは皮膚や粘膜、髪の毛にもよいことはご承知の通りです。
夜飲んで寝ると翌朝は肌の潤いがよくなります。
抗酸化作用
以前「あさイチ」で紹介された「甘酒の特集」の時は、高価な最強の抗酸化作用がある「エルゴチオネイン」が含まれているそうです。(エルゴチオネインは1g20万円もする高価なもの)
※エルゴチオネインとは、キノコなどの菌類や一部の細菌のみが合成できる成分で、抗酸化作用が強く、DNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぐ働きが期待されています。また抗酸化作用に加え、光による肌の老化を抑制する効果があるといわれており、美容の面からも注目されている成分です。(わかさの秘密より)
⇒ 肌のターンオーバーを正常にするエイジングケアのサプリメントはとても有効
リラックス効果
甘酒に含まれるパントテン酸は皮膚だけではなく、ストレスを軽減してリラックス効果があります。
自律神経のバランスが悪くなる更年期時期には、リラックス効果として寝る前に甘酒を飲むと深い眠りを誘う脳内物質が活性化する働きがあるそうです。
不眠で悩んでいる方は、寝る前に甘酒にショウガを絞って入れて飲んでください。しょうがで身体がさらに温まり相乗効果でぐっすり眠れます。
米麴の甘酒は血圧を下げる効果
甘酒には成分「ペプチド」が血圧を下げる効果があるそうです。
すぐに効果があるとは思えませんが、3ヵ月6ヵ月と続けることだと思います。
後ほど紹介しますが、電気釜で簡単に甘酒は作れます。
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甘酒は血糖値が上がるの?
ところで血糖値が気になる方には米麹から作る甘酒は血糖値が上がるの?という疑問があります。
血糖値が気になる方
朝空腹に飲むと血糖値が急激に上がるので、飲み方は甘酒大さじ3杯ぐらいをミルクや豆乳などに混ぜて飲むと急激な血糖値の上昇はありませんでした。
(参考のために)
甘酒100㏄(半カップ)では血糖値は空腹時99から30分後181まで上昇しました。気になる方は食後に飲むといいと思います。
(測ってみました)
家で甘酒を作ってアーモンドミルクと混ぜて飲んでいますが、その分には血糖値を急激に上げることはありませんでした。
量の問題と思います。私の場合はアーモンドミルク100mlに甘酒を大さじ2~3杯ほど入れて飲んでいます。この場合は血糖値が急激に上がることは私の場合はありませんでした。150mlの甘酒だけを飲むのであれば食事の後がいいでしょうね。
簡単でおいしい甘酒の作り方
家庭で作る甘酒はノンアルコールです。小さなお子さんや老人の栄養補給にも。とてもいいスーパードリンクです。
甘酒づくりには、ヨーグルトメーカーなどの保温器、炊飯器、魔法瓶などで簡単に作れます。
■甘酒の作り方■
炊飯器で作る方法(ヨーグルトメーカーがあれば温度と保湿時間の管理は楽です。) ・米麹:300g カップ約1カップ半(生麹または乾燥麹) ・温度計 ※温度管理だけ気をつければおいしい甘酒が簡単に作れます。 |
炊飯器に米麹とお湯を入れて固まりがないようによく混ぜる
↓
炊飯器を保温モードにして、ふたを少し開けておく
↓
釜にふきんやペーパータオルをかぶせる(60度ぐらいを保つ)
注:温度が高くなると麹菌が死滅して失敗しますので時々温度計で測ります。
保温から5~6時間経過すると麹の甘い香りがしてきます。
これで出来上がり!
自然のやさしい甘味はくせになります。
麹だけの甘酒の作り方を紹介しましたが、お米を1合入れてもいいです。最初はお米を入れて作っていたのですが、麹だけの方が甘味が濃厚です。お湯で薄めたり、料理に砂糖の代わりに使っています。
※出来上がったらミキサーでピューレ状にすると飲みやすいです。冷蔵庫では1週間以内に飲み切ること(保存瓶は雑菌を取るため煮沸します)
甘酒の飲み方いろいろ
毎日飲むためには味のアレンジも必要です。
甘味料としてどんな飲み物に入れてもおいしいです。
しかも夏は冷やして、冬は温めて飲んでください。
甘酒は薄めてそのまま飲んでもとてもおいしいです。
ショウガを入れる(おすすめ)と甘酒の味が引き立ちます。
いろいろな飲み物に入れて飲むのが長く続けられる秘訣です。
砂糖の代わりとして使ってください。上質のオリゴ糖です。
温めて・冷やしてアレンジいろいろ
◎抹茶、コーヒー、ほうじ茶、シナモンスティックと紅茶、ココア(おすすめ:生姜ココアはショウガとココアの組み合わせで腸の血流を改善する)
※ココアの成分でカカオフラバノール(天然由来のポリフェノールの一群)高血圧の方に
◎きなこ、リンゴ酢、トマトジュース、豆乳、牛乳、アーモンドミルク、バナナ、パイナップル、トマトジュース、ブルーベリーヨーグルトなど酸味のある飲み物に合います。
◎青汁に甘酒を入れると、とても飲みやすい!割合は1:1
⇒ あしたば(明日葉)や乳酸菌配合青汁は脂肪燃焼効果があるその成分とは?
料理の甘味料
◎料理の甘味料にもとてもよい
◎料理に甘酒で1日漬け込むと酵素の働きでふっくらと柔らかく旨みを引き出します。
例:甘鮭、ハンバーグ、鶏のから揚げ、手羽先、鶏団子、寿司酢の砂糖の代わりとして、など
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甘酒にショウガを入れる
しょうがの効能:
ショウガ成分のジンゲロンという辛みは、末梢血管を開いて血流をよくして、血圧を下げる効果が期待できるそうです。
ショウガを擦る時は、皮ごとすることがいいそうです。ジンゲロンは皮の部分に多く、利尿作用があり、尿は塩分を排出しますから、血圧を下げる効果が高まるそうです。
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甘酒のカロリー
甘酒 100g 81カロリー
(湯呑1杯80gで65カロリー)
最後に
甘酒は2種類あります。
◎米麹から作る甘酒・・米麹に水を加えて保温し発酵させて作る
◎酒粕から作る甘酒・・日本酒を作った時に出る搾りカスに水と砂糖を加えて作る
茶碗一杯(150ml)の甘酒を飲む場合は米麹から作る甘酒は血糖値を気にされている方は空腹に飲むのは控えたほうがよいと思いますが、大さじ大さじ2~3杯程度でしたら、気にしなくてもいいと思います。(個人的見解)