免疫力がつくヨーグルトや乳酸菌!ガン抑制効果もあるの?

ヨーグルトで免疫力を高めるというのは、腸内環境をバランスよく整えることでもあります。腸内フローラと言われるぐらいに私たちの腸には善玉菌、悪玉菌、日和見菌など、人間の腸内には約100種類、100兆個以上の腸内細菌が生息しているそうです。

ヨーグルトの種類もたくさんあり、乳酸菌のサプリも気軽に摂ることができます。バランスのよい腸内環境とは善玉菌が優勢な腸であり、バランスが良くなることで免疫活性物質の分泌がよくなり、ガンからも身体を守ってくれます。

さてヨーグルトも乳酸菌も種類が多くて迷ってしまいます。どのように選んだらいいのでしょうか?

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目次

自然免疫力をつけるとがん予防になるの?

NK細胞ということばを聞いたことがあると思います。体の中に細菌やウイルスが侵入するのを阻み、見つけ次第攻撃して体の健康を維持しているのがNK細胞(ナチュラルキラー細胞)です。

健康を維持するためにはこの免疫システムが正常に働くことが大事です。

自然免疫と呼ばれているNK細胞は体がガン化しないように常に戦って体を守っている大事な機能です。ガン細胞は毎日生まれているそうで、体内に3000個から6000個のガン細胞を生み出しているそうです。しかしNK細胞はがん細胞を見つけると即排除する働きがあり私たちの体を守っているそうです。

NK細胞の活性(NK活性)が高ければ、ウイルスや細菌、感染症などを未然に防ぐことができるそうです。特にNK細胞が免疫の中でも重要な働きをします。

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ヨーグルトや乳酸菌が免疫力をつくる?

NK細胞を活性化することは毎日の生活の中でできるのです。当たり前のことを当たり前にすることがNK細胞を活性化して免疫を体に作ります。

それは

良い睡眠、適度な運動、笑うこと、趣味を持って楽しむこと、適度なアルコールもよいそうです。

そして乳酸菌は手軽に摂れて最も効果的とされています。

NK細胞の本拠地は腸内です。腸の環境を良くすること、規則正しい生活をして笑いをもって楽しく暮らすことが、NK細胞の活性化に大きく貢献するようです。

手軽に取れる乳酸菌は特にラブレ菌やアシドフィルス菌などがNK細胞の活性化に有効です。

ヨーグルトや乳酸菌を選ぶ時はどの菌が有効に腸内環境をよくするか、どの菌が自分の体が必要としているかを知ることも大切と思います。そのような腸内環境をよくするヨーグルト、サプリメント、食品など嗜好だけで選ぶのではなく、免疫力を高めることを意識して選ぶようにしたいですね。

※乳酸菌を2週間程度継続して摂る事で、体との相性がわかってきます。効果を発揮すれば体調がよくなったり、便秘が改善されてきます。効果がないようであれば、違う乳酸菌を試して自分にあう乳酸菌を見つけてください。嗜好的に毎日違うヨーグルトを食べるより、菌の種類に注目して2週間ほど続けることがポイントです。

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胃酸に強い乳酸菌で免疫力強化

アシドフィルス菌やラブレ菌は胃酸に強い乳酸菌として知られています。

◎アシドフィルス菌とは、初乳に多く含まれ、人間の腸内、生殖器、口腔などに存在している乳酸菌の一種で乳酸桿菌(ラクトバチルス)に分類されます。

◎ラブレ菌とは、京都の漬物・すぐき漬けから発見された植物性の乳酸菌の一種です。

腸まで届く乳酸菌として知られています。

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免疫力を高め腸内環境を整える効果

どうせ摂るなら、腸まで届く乳酸菌がいいですが、胃酸で死んだ菌であっても腸内の免疫細胞を活性化させることもわかっています。

日本人には日本古来からのラブレ菌などの植物性乳酸菌が高い効果を発揮するのではないでしょうか!

※免疫力が高まると辛いアトピーの症状にも効果

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免疫力を高める乳酸菌やヨーグルトの善玉菌

日本の昔からの食生活ではご飯に味噌汁と漬物といった献立ですが、その漬物や味噌汁には植物性乳酸菌が豊富な発酵食品を食べて育ちました。

近年は食生活も欧米化され、肉や油の摂取が多くなっています。日本の古来の食生活が減少されていますが、その中で日本食の良さも再認識されることにもなります。

欧米化の食生活では腸内では悪玉菌が増殖しやすい環境になります。腸内の善玉菌を優位にするには植物性乳酸菌が豊富な発酵食品を毎日の食生活で摂ることで自然と善玉菌が優勢な腸になり、免疫力も強化されます。

※乳酸菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を一緒に摂ることで、さらに腸内の環境をよくします。野菜をたっぷり摂ることや、砂糖の代わりにオリゴ糖を摂ることおすすめします。

最後に

健康意識の高い日本人は健康に対しての知識も豊富と思います。

健康体をキープするには腸内環境を整えることがとても重要です。ガンにならない身体をつくるには腸内環境を整えること、善玉菌が優勢な腸であり続けることが健康で長生きする大切なポイントとなるのではないでしょうか。

2024